自宅でできる妊活!排卵日をチェックして妊娠しやすいタイミングを知ろう
- 妊活
「妊活」とは、妊娠に向けた活動のことをいいます。妊活というと「医療機関を受診すること」と捉えがちですが、妊活にもいくつか段階があります。一般的には、このような段階にわけることが可能です。
(1) 情報収集と話し合いの段階
妊活についての基本的な知識を得る。お互いの意向を確認し、妊娠に向けた準備を始めるタイミングを話し合う。
(2) 健康状態の確認と改善
必要であれば、医師の診察を受ける。生活習慣の見直し(食生活、運動、休息など)。
(3) 排卵日の把握とタイミングの取り方
排卵日を予測する方法(基礎体温の記録、排卵検査薬の使用など)を学ぶ。排卵日に合わせてお互いのスケジュールを調整する。
(4) 性交渉の計画
排卵日の前後に性交渉を持つ時間を確保する。心身ともにリラックスできる環境作りを心がける。
(5) 定期的な評価と調整
妊娠が成立するまで、または医師からの具体的なアドバイスがあるまで、周期ごとに計画を見直す。
今回は「自宅でできる妊活」として、3の排卵日をチェックして妊娠しやすいタイミングを知る方法をご紹介したいと思います。
妊娠しやすいタイミング
妊活では「妊娠しやすいタイミングで性交渉の機会をもつこと」が大切です。
当たり前の事のように聞こえますが、共働きのフルタイム勤務が当たり前になった現代では、心身のストレスや、疲れの蓄積により、せっかく妊娠しやすいタイミングがきても、性交渉の機会がもてない場合が数多くあります。
女性が自分の体のリズムを把握し排卵日を予測する方法は、自分たちのペースで、ストレス少なく妊活を開始できることが魅力です。
では、排卵日はどうやって見つけたら良いのでしょうか。
具体的には、生理周期と基礎体温をチェックすることで排卵日を予測し妊娠しやすいタイミングを把握します。自宅でできる方法は主に、基礎体温を測る方法と、排卵検査薬を使う方法とがあります。
基礎体温の測定
毎朝、目覚めた直後に同じ条件で基礎体温を測定し、そのデータをグラフに記録します。生理周期の前半は比較的低温期とされ、排卵が起こると体温がわずかに上昇し、その後の高温期に移行します。この低温期から高温期への移行点が排卵日の重要な目安となります。
現在は、手軽に管理できるアプリも数多く配信されています。
スマホを使って、いつでもどこでも生理周期や排卵日をチェックできるため、忙しい現代人にとっては非常に便利なツールです。さらに、多くのアプリには基礎体温や性交渉の記録、身体の変化や気分の変動を記入する機能などがあり、自分の体の状態をより詳細に把握することが可能になります。
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排卵検査薬
排卵検査薬(尿検査型)は、尿中のルーティニングホルモン(LH)の急増を検知することで、排卵が近いことを確認する事ができます。LHサージと呼ばれるこのホルモンの増加は、排卵の24〜36時間前に起こり、最も妊娠しやすいタイミングを知らせてくれます。
排卵検査薬はネット通販で購入することも可能です。はじめて使う人や、使用にあたり相談したい点がある人は、薬局やドラッグストアで薬剤師に相談しながら購入することをおすすめします。
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どのタイミングがベスト?
最も妊娠の確率が高いのは、排卵の2日前です。排卵検査薬は排卵の1~2日前に陽性が出るので、陽性が出た日と、その次の日に性交渉をもつのがベストのタイミングと言えます。
基礎体温、市販の排卵検査薬を併用すると、タイミングを測るうえで、可能性をより高めることができます。
心がけたいこと
大切なのは、性交渉を義務ではなく、ふたりの大切な時間として過ごすことです。リラックスして、自然体でいること、ぜひ、妊活を「ふたりの事」として真剣に考え、パートナーと支え合いながら妊活を進めてください。
妊活は時に年単位で続くことがあります。焦らず、自分たちのペースで進めることが重要です。無理をせず、お互いの健康を最優先に考えながら、支え合いながら妊活を進めていきましょう。