緊急時の強い味方！陣痛タクシーについて知っておこう！

使い方
妊娠

2024年5月8日

陣痛タクシーは、出産予定の妊婦さんやその家族にとって、緊急時の強い味方となってくれる頼れる存在です。今回は、利用方法のほか、料金や選び方のポイント、注意点についてお伝えしていきます。

陣痛タクシーとは

タクシー会社によって、呼び方は異なりますが、陣痛タクシーとは、主に陣痛が始まった妊婦さんを優先して配車してくれる、タクシー会社のサービスの事です。陣痛タクシーを担当する乗務員は、万が一の緊急事態に備えて「緊急対応マニュアル」を常備していたり、普通救命講習を受講していたりします。

陣痛タクシーはタクシー会社によってサービス内容が異なりますが

優先して配車してもらえるため通常時より待ち時間が短い
タクシー到着後から病院への送迎までスムーズに対応してもらえる
破水対策として防水シートとバスタオルが準備されている
深夜や早朝でも配車してもらえる

等のサービスが、一般的なタクシーとことなります。

また、基本的に陣痛タクシーは、通常のメーター料金で利用することができます。深夜や早朝に利用する場合の割増料金も、通常のタクシーと同じ設定です。登録料も無料で、追加料金は迎車料金（数百円前後：タクシー会社によって異なる）のみの場合がほとんどです。

事前登録でスムーズな送迎

一般的に、利用の際は事前登録が必要です。

氏名
電話番号
迎えに行く先の住所
出産予定の病産院

等を事前登録します。事前に登録しておくことで、急な陣痛時でも道案内が不要になります。

なお、タクシー会社によって、サービス提供エリアが異なります。陣痛タクシーは、全国的に拡がってきているサービスではありますが、一部の地域では実施されていない場合もありますので、お住まいの地域で詳細を確認ください。

インターネット等で見つけられなかった場合は、出産予定の病産院や、母親学級等で出会った経産婦さんへ聞いてみるのもおすすめです。同じ地域ならではの参考になる情報に出会えるかもしれませんよ。

陣痛タクシーの口コミ＆評判も参考に！

サービス内容はタクシー会社でそれぞれに異なります。実際に陣痛タクシーを利用してみた人の声を集めてみました。

当日の交通状況や天候によってはすぐに配車できない場合もあるので、複数の陣痛タクシーに登録をしました
タクシー会社によって、マンションのエントランスまでしか迎えに来てくれないところと、部屋のドア前まで来てくれるところ、と差がありました。細かいところは聞いてみないと分からないので、電話してみて良かったです
ママ友が、利用した陣痛タクシー親切だったと言っていたので、自分も同じ会社に登録をしようとしたら、私の住所では登録ができませんでした。同じ区だから大丈夫だと思ったのに、対象外のエリアと出てしまいショックでした。幸い別のタクシー会社で登録できるところがありました
とても親切な運転手さんでした。夫がいない時に陣痛がきてしまい、不安でいっぱいでしたが、荷物を代わりに持ってくれたり、病院に入る前には“がんばってくださいね！”と声をかけてくれたり、本当に励まされました
いつ陣痛が来るかわからず、臨月はずっと緊張していました。実際には利用しなかったのですが、陣痛タクシーに登録しているだけで“急に陣痛がきても大丈夫”と安心感が得られました」
陣痛がきたので、電話をかけたら「近くにタクシーがいないため手配できません」と言われてしまいました。結局、普通のタクシーを呼んで病院へ行ったのですが、事前登録しておいた意味が何もなく、何のための事前登録だったのだろうと思いました
陣痛タクシーを登録していましたが、当日は大雨だった事もあり、何度かけても電話が繋がりませんでした。結局、夫が流しのタクシーを止めて病院へ向かいました

当日の交通状況や天候によっては、事前登録していても、配車ができない／連絡がつかない場合もあるようですね。

タクシー会社によっては、365日24時間対応、陣痛タクシー専用電話回線を用意している場合もあるようですが、なるべく複数の会社に登録しておくことをおすすめします。

また、登録自体はタクシー会社HP等で簡単に完了するようですが、実際のサポートの内容には会社毎に差があるようです。心配な方は、お問い合わせフォームや電話等で、自身の望むサービスが対応可能か、確認しておいた方が安心ですね。