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神棚を設ける場所神棚は神さまのお住いですから、明るく清潔な所に、南向きか東向きに大人が見上げる位の高さに棚を吊って設けます。家族がいつも集まる部屋で、毎日親しみを込めてお参りの出来る場所が望ましいのですが、住宅事情により困難な場合はあまり捉われずに、家の中で最良と思われる場所にお祀りして下さい。 |
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神棚のない場合タンスや本棚の上を綺麗にして、そこに宮型を置き、神棚に代えても構いません。また壁掛けにも出来る小型の宮型もあります。神棚の設置が難しい場合でも、出来るところから工夫してお神礼をお祀りし、家族の幸福を祈りましょう。 |
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宮型の据え方正式な神棚は、まず鴨居などを利用して棚をつくります。棚の中央に宮型(神殿)を据え、扉の正面に鏡を、左右に榊や灯明を立てます。 注連縄は太い方を向かって右、細い方を左にして掛け、紙垂をつけます。 |
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祭器具について神棚をおまつりするために必要なものに、家庭用祭器具があります。1.榊立、2.瓶子、3.水器、4.平瓮、5.三方(または折敷)、6.燈明などがそれで、神具店などで求めることができます。 榊立は、常緑でいつもみずみずしく、神の宿る木とも言われる榊を立てるために用います。 瓶子、水器、平瓮、三方(または折敷)は、いずれも神饌を供えるために用いるもので、瓶子にはお酒、水器にはお水、平瓮にはお米やお塩を盛ります。三方(または折敷)は、これらを供えるときに使います。 |
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お神礼の順位お神礼を横に並べておまつりするときは、中央に伊勢の神宮のお神礼(神宮大麻)、向かって右にあなたの住む地域の氏神さまのお神礼、左にその他の崇敬する神社のお神礼の順に並べます。ひとつに重ねておまつりするときは一番前に神宮大麻、つぎに氏神さま、その他の神社の順にするのが良いでしょう。 |
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お供えについて神棚には毎朝、神饌を上げます。神饌は米・塩・水で、米は洗米かご飯のお初、水は毎朝の初水をお供えします。また、お酒や珍しい物、四季の初物などを得たときには、そのつどお供えします。 |
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お参りの仕方お供えが終わったら、礼拝をします。礼拝の作法は神社にお参りするときと同じく、二拝二拍手一拝です。朝・夕には感謝をこめてお参りしましょう。 |
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古いお神礼の納め方一年間、お守りいただいた古いお神礼は、粗末にならぬよう神社に納めます。 |
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忌服について家族に不幸がありました場合は、神棚(宮型)に半紙を貼って、毎日のおまつりを中断します。また、神社への参拝や御祝い事への参加も遠慮します。故人に対するおまつりに専念する為です。通常五十日間を忌中とし、これが過ぎるとも忌明けとして、神棚のおまつりや神社への参拝を再開します。忌中が正月をはさむ場合は、忌が明けてからお神礼を受け、神棚にお祀りしましょう。 |